低温染め糸
ポリエステル繊維は多様性、物質特性、しわに強い、毛玉が起こしづらい等といった多くの利点を兼ねております。ただし、ポリエステル繊維は他の繊維と交織又は併糸の際には、通常130~135℃の高温及び2~3kg/cm2の高圧染色によりその他繊維が損傷することで、布の外観又構造上結暇疵が生じ品質に影響を及ぼす事があります。
Product Specification
紡績糸の種類 | 低温染め糸POY |
光沢 | SD |
断面 | ![]() |
デニール数 | 120~250 |
繊維本数 | 36~144 |
Product Characteristics
- 染色温度が比較的低い、98~105℃で染色、省エネ。
- 色堅ろう度が優れる、水洗い及び摩擦堅ろう度は通常の糸と同様。
- 常圧染色:高圧シリンダーは必要ない。
- 染め工程時間を短縮できる:染め時間と染色コストを節約できる。
Product Usage
- その他繊維との兼ね合わせで:N/T交織、C/T交織、Spandex/Tパッケージヤーン、又はその他高染糸と合わない繊維との組み合わせが可能。
- 常圧染色シリンダーで染めることが可能:低温染色ポリエステルは常圧シリンダで98℃で染色、高圧シリンダー無しでpoly布類を染めることが可能。